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私が一時、家族よりも長い時を一緒に過ごしていた人。
それが今回のネタ(笑)トロちゃんです。
彼女はI店のいわば顔的存在(同様に私もですが)でした。
だって二人とも一ヶ月の勤務時間200時間超でしたし、
入れ替わり早いこの業種で勤続年数長かったですから。
そんな中、I店の不動の売上ナンバーワンに君臨していたのが、
何を隠そう彼女、トロちゃん。
基本的にお一人お一人メニューを見せながら、
「お飲み物はいかがですかー?」
って声をかけるんですが、
彼女はとにかくゆーーーっくりメニューを出す。
ゆーーーーーーーーーーーーっくり
でまたその容姿はといえば、
158㌢体重36㌔!!!!
とにかくガリガリ。
ほとんど枯れ枝。
常連の、特におじ様たちに言わせると、
「なんかコォヒィ買ってやらんと倒れそう。(絶対にあり得ません!)買わなかったら自分がとんでもない極悪人に思えてくる(そんな事ぁない!)」
のだそう。
えぇのぅ。
確信犯なんですけどね。
自分の見た目が哀れみを誘うってのは、彼女自身がよぉーく自覚してましたから。
だって、↑の体型で、顔はマラソンの土佐礼子選手、喋り方は卓球の愛ちゃんですから。
という訳で、特に年寄り客の支持が非常に高かったですな。
そんな彼女に常連のあるおば様が言いました。
「アンタ呼ばれるなら「トロ」と「ノロ」どっちがいいね?」
まぁそんな事言っても憎めないようなキャラの元気印なおば様なんですが、それに対するトロちゃんの答え
「トロのほうが高いからトロがいいですぅ」
本気?
天然ボケもココまで来ると立派!!
計算済みでもそこまで言うか!!
いや、ヤツなら売り上げの為ならその位なんとも思っちゃいませんね。
でもそのおば様
「のろ」って呼んでましたけど(笑)